2007年 04月 03日
キッズ・クッション・コンサート
音楽を聴きながら、鼻をほじる可愛い息子。 今日は、ブリスベンのウエスト・エンドにあるクィーンズランド・オーケストラのスタジオで行われたキッズ・クッション・コンサートに行ってきた。 プログラムは45分。料金は手数料も含めて1人9ドル。安い! 前日のコンサートに行った恵子さんから、車で行ったほうがいいよとアドバイスを受けたので、車で行ったが、家から30分くらいで到着したし、利音は帰りの車の中で眠ったので、疲れて暴れることもなかった。恵子さん、アドバイスありがとう。 出かける前に、今日はコンサートに行くよ、と利音に伝えると、"Thank you, Mummy"とにっこりした。利音はこんな風に、感謝を伝えてくれるので、連れていく甲斐がある。 今日のコンサートのテーマは、"OUTER SPACE"。 指揮者はこんな格好で登場して、子供へのサービス精神が旺盛な歌って踊れる指揮者だった。 はじまりは、スターウォーズのテーマで、迫力のある演奏を目の前で聴けた。利音にとってこの最初のスターウォーズはかなりインパクトがあったようだった。 クッション・コンサートというのは、座席は後ろのほうにほんの少しあるだけで、後は床の上に持参のクッションを敷いて座ってくださいというもの。 写真のように、オーケストラの目の前に座る。私達も一番前に座ったけれど、後ろの方に座ったほうが、オーケストラの全体が見えただろうと思う。 座るときにも後ろのほうがいいかなと思いつつ、沢山の人の後ろに座るのも嫌だったので、結局前の方に座ってしまった。途中に色々な楽器を見せながら演奏してくれたが、一部、見えなかったのが残念だった。見せてくれた楽器の中には、私は今まで見たことがなかったような楽器もあった。 曲目は、映画に使われたものが多く、子供に歌わせたり、踊らせたりと、子供が音楽を楽しむプログラムになっていた。利音は最初は恥ずかしがっていたが、後半は腰を振って踊っていた。 指揮者はオースティンパワーが好きらしく、その曲にあわせて軽やかに踊っていて、その姿は結構面白かった。 最後は読み聞かせを、オーケストラでの効果音を入れてやってくれた。 私は「ET」と「スターウォーズ」を生のオーケストラで聴けてうれしかった。 以前、シドニーオペラハウスで、映画音楽で有名なフィリップ・グラスが来て、映画"Koyaanisqatsi"をオペラハウスのコンサートホールの大画面で見ながら、生で音楽を聴くというコンサートに行ったことがあるが、素晴らしかった。 (映画は台詞がなく、映像と音楽だけの映画) 映像と音楽が一緒になった芸術も、利音に楽しませてあげる機会があればいいな。 途中、隣の子供が、退屈していたようで、暴れたり奇声を上げたりしていたし、他の子供たちも退屈してきていたのか後半、かなりうるさかったので、音楽を楽しむには、前回のコンサートのように、もう少し落ち着いた雰囲気のコンサートホールのほうが、いいなとは思った。 終わって、会場を出ようとすると、"More Music"といって、利音は私の手を引いて、会場へ戻ろうとする。もう終わったんだよ、帰るよと言っても、しばらくソファに座って動かなかった。 利音は音楽が好きなんだね?と聞くと、YESと答えた。 家に帰ってきたあと、楽器の演奏を習いたいか聞いて、いくつか楽器の名前を挙げてみたら、ギターとバイオリンにYESと答えていた。 実は、昨日、再来週からバイオリンのレッスンを予約したのだが、年齢的に早すぎないか、ムダではないかという疑問もある。 今日、本人が習いたいと言っていたので、始めてみてもいいのかなあと思う反面、こうやって何度かコンサートに連れて行って、3歳を過ぎてから始めたほうがいいのかなと、迷っている。
by stakesue
| 2007-04-03 23:27
| 子育て:利音の成長
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