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日本滞在記 おまけ 操縦席見学
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帰りの飛行機の中は、リオンは離陸してすぐに寝始め、着陸態勢に入るまでぐっすり。
私はいつものことだが、ほとんど眠れなかった。

いつものように、リオンのフライトログブックに機長のサインをキャビンクルーの方にお願いした。
ノートを返してもらうときに、キャビンクルーの方が、「よろしかったら、フライトデッキをごらんになりますか?とキャプテンがおっしゃっていますが、」と聞いてくださった。「はい、お願いします。とてもうれしいです。」と答え、起きたリオンに伝えるととても喜んだ。
前回、操縦席をみたのは、リオンが赤ちゃんのころだったので、リオンはもちろん覚えていない。写真を見て、入ったことあるというのを知っているだけだ。
一番最後にご案内しますので、お迎えにくるまでお席でお待ちくださいといわれた。

到着後、操縦席に向かっていくと、キャビンクルー全員に話が伝わっているのか、みんなが、リオンの名前を呼び、「ハロー、リオン」と声をかけてくれる。キャプテンと副操縦士が操縦席の入り口でリオンの名前を呼び、招き入れてくれた。
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写真の左が、キャプテンのリードさん。(肩の線が4本あるのがキャプテン。)若く見えるが、フライトは15年のキャリアだそうだ。
リオンに席に座ることすすめてくれ、テスト用のボタンを押してくれたりとかなりのサービスだった。
昔の飛行機はハンドルで操作していたが、今はスティックになっている。(機材によりけりなのだとは思うが)リオンに触っていいよといってくれ、リオンはスティックをいろんな方向に動かしたりしていた。
リオンは後で、ハンドルじゃなくて、スティックだったね、と言っていた。
着陸は自動なのか手動なのかを質問したところ、ゴールドコースト空港は自動は認められておらず、手動しかできないそうだ。シドニーなどの大きな飛行場は、自動で着陸することは認められているそうだ。

私がキャビンクルーをしていたころは、長いフライトで、子供が乗っているときは、フライト中に子供を集めて操縦席に案内したりしたが、テロ活動などが盛んな今、フライト中の案内は禁止されているはずだ。だから、到着後といわれたのだけれど、次のフライトの準備もあるので、到着後でも操縦席を一般の人に公開するというのは、本当に特別なことなので、ラッキーだと思う。
多分、声をかけてくれたのは、今回で21回になったログブックへの記入を依頼しているためだと思う。

このフライトJQ20便の機材は、A330-200。フライトした日の平均速度は約900KM/H、 関空・ゴールドコースト 7228kmの間を8時間44分のフライトタイムで飛行。平均高度は39000フィート。
リオンが今までに飛んだ距離は、74000kmくらい。地球の直径が約4万キロなので、もう少しで2周、飛行時間は89時間34分。100時間まであともう少し。

私がキャビンクルーをしていた会社を退社するときに、何時間飛んだかというのを教えてくれた。3年くらいで2000時間以上だったと記憶している。あの記録はどこにいってしまったのかなあ。ちゃんと取っておけばよかった。今まで3000時間以上は飛んでいると思うのだけど、地球を何周しているのかな。。。

私も次に生まれてくるときは、宇宙飛行士かパイロットになりたい。
by stakesue | 2010-10-23 23:06 | 旅行