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おくりびと
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クリスマス前に、ゆみちゃん、かすみさんと「おくりびと」を見に行った。
ゴールドコーストのアートセンターは外国映画やアート系の映画などをよく上映している。「おくりびと」は、12月の2週間だけの上映。本を読んでいたので、ストーリーを知っていたが、映画の方が感動した。
本と映画で、本よりも良いと思った数少ない映画のひとつだった。
英語の題名は、"Departures" 旅立ちという意味。それ以外に、ぴったりするような言葉は英語にはない。日本語は美しい言語だと思う。

亡くなった人の体を拭くシーンがあったが、義母が亡くなったときのことを思い出した。義母が病院で亡くなったとき、看護婦さんに頼んで、身体をきれいに拭いてあげたい旨を申し出た。いつもきれいにしている人だったので、牧師さんが来て、お祈りを捧げる前に、きれいにしてあげたかった。(こちらでは亡くなると、すぐにまず牧師さんが病室に来てくれ、お祈りを捧げてくれるということを知った。)身体を拭いて、着替えをさせて、お化粧をして、そのとき、母の化粧道具から彼女の口紅を出して塗った。
大切な人を亡くなっても丁寧に扱ってもらえることは、遺族にとって本当にありがたい。映画で、納棺してもらった家族がお礼をいう姿をみて、そういう気持ちがよく理解できた。
納棺の一連の儀式は、とても神聖で美しく、細かいところまで気を配っていて、日本の美意識を感じた。
山形の景色も、チェロの音楽も美しかった。

ここ何年も、映画をほとんど見ていないので、これからはもう少し頻繁に見に行きたいなと思う。

映画の前に、アートセンターのカフェでランチを食べたのだが、結構おいしかった。私はチキンを、かすみさんとゆみちゃんは、ビーフサラダを頼んでいた。
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かすみさん、ゆみちゃん、私は、オーストラリアに1990年に来た。来年の9月で在豪20年。記念に3人でどこかに出かけたいねと話している。

友達でいてくれて、ありがとう。
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by stakesue | 2009-12-26 23:30 | 私事