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あっくん、合格おめでとう。
昨晩、兄から兄の長男が九大に合格したというメッセージが届いた。
兄の長男は、将来環境問題に取り組みたいという志を抱いており、その方面で優れた九大の学部(学部の名前は聞いたと思うがよく覚えていない。)に入学したいと思い、勉強に励んでいたらしい。
甥っ子ながら、素晴らしいなと思う。
勉強していた本人も、それを支える兄も、義理の姉も大変だったと思う。本当に良かったね。おめでとう。

兄の長女も今年は高校受験で、私立は合格していて、後は公立の試験が待っているらしい。彼女は吹奏楽をやっていて、受ける高校は吹奏楽部がいいらしい。合格しますように。

どちらの子供もきちんと自分の希望を持っていて偉いなあと思う。

兄の子供はどちらもとても落ち着いていて良い子たち。兄が子供たちと話しているのを聞いたことがあるが、いつもとても穏やかに落ち着いて話していると記憶している。

兄は、小さいころはとてもやんちゃで、母親もかなり手を焼いていたらしい。確かに私も兄がおもちゃの刀をよく振り回していたのは記憶にある。刀は白く黒いラインが入ったプラスチック製のものだったと思う。ある従兄弟は兄が来ると聞くとおびえていたらしい。気に入らないことがあると、柱にとび蹴りをしていたのを覚えている。
ところが大きくなるにつれて、とても穏やかな人になった。
兄とは子供のころ仲がよく、水泳教室に一緒に通い、中学のクラブでも私は兄と同じ水泳部に入った。兄がドラムを始めた後、私もドラムを始めバンドを組んだ。
小学校の低学年だったと思うが、兄と二人で福岡から久留米の親戚の家まで自転車で雪の中を走った。兄と一緒にしたことで心に残っている出来事の一つだ。雪が吹雪いていて寒く、今考えると何故そんな日に自転車で行くことにしたのかよくわからないが、めげそうになる私を励ましながら無事に親戚の家まで完走した。
考えてみると、私は兄の真似をよくしていたんだなと思う。真似をする私を邪険に扱ったり、からかったりということは一度もなかったと思う。優しい兄だった。
兄の友達がくれば、一緒に仲間に入ってしゃべったりしていた。真似できなかったのはロシア文学で、兄はドストエフスキーが好きで分厚い本を読んでいたが、私は名前を覚えられず初めのほうで断念した。

兄のことで、一番尊敬していた点は、私のくだらない質問にもいつもきちんと答えてくれていたことである。本が好きだったせいもあるが、結構物知りで、いろんな質問に答えてくれた。「お兄ちゃん、何でそんなこと知っとうと?」と聞くと、いつも決まって、「一応、知識としてわきまえとう。」と答えていた。1歳4ヶ月しか違わない兄のそのちょっと偉ぶった返事を聞くのも楽しみだった。

兄のこういう人のどんな質問にもきちんと向き合って答えるという姿勢は、きっと兄の子供たちに良い影響を与えたんじゃないかなと思う。義理の御姉さんも穏やかな人なので、子供たちが落ち着いているのもわかる気がする。

兄の長男の合格で、兄との子供時代を思い出した。

お兄ちゃん、本当によかったね。あっくんがオーストラリアに遊びに来てくれるのを楽しみにしてるよ。
by stakesue | 2008-03-10 22:51 | その他