2005年 02月 11日
虹 - 天国への階段
昨日は一日雨が降ったり止んだりといった天気だった。(ちなみに今日は晴れ)
昨日もビーマは、朝、穴を掘って外にでて、裏の家で遊んでいたらしい。 お散歩は夕方だけなのだけれど、朝もすれば家から脱出することをやめるかもしれないが、朝の散歩はちょっといろいろな意味で難しい。 夕方小降りになったときに、ビーマを連れて散歩にでかけた。この2日間は、ビーマの親友の可愛い黒ラブのジェイクと一緒に散歩していない。ビーマは散歩の途中、ジェイクの家の方に向かって歩こうとする。きっとジェイクに会いたくてたまらないのだと思うが、今日は短い散歩しかできないので、寄れない。 ビーマには片思いの雌犬がいる。彼女の家の近くになると歩くペースが異常に早くなる。何度か彼女の家の前で失神したこともあり、彼女がいないと、柵越しに匂いだけでも嗅いだりする。昨日は彼女がいたので、それだけでもうれしかったようだ。 お散歩のコースは、小さな森を歩くのだが、森を出たら、とても大きくてきれいな虹がでていた。 ビーマに「ほら、きれいな虹だよ。」と教えてあげたが、残念ながら感動を分かち合うことはできなかった。 以前、シドニーのブロンテビーチというところに住んでいた。 私の寝室から、ビーチが見えた。ビーチを見下ろす断崖の上に墓地があった。 一度、珍しく熱を出して、病気で臥せっていたとき、空に虹がでているのに気がついた。 虹は、墓地から出て、曇りの空の高くに上がり、海に下りていた。 そのとき、熱っぽい頭で、「墓地で眠る死んだ人の魂が、虹の階段を上り、天国へと行き、身体は海で浄化される」というイメージが浮かんだのを覚えている。 私は、自分の身体が死んでしまったときは、灰はブロンテビーチに撒いて欲しいと思っている。 写真はブロンテビーチ。私の住んでいた部屋からの朝の眺め。
by stakesue
| 2005-02-11 13:48
| ペット
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