2005年 12月 10日
同期の訪問
先日、うちの男の子みんなで写真を撮ろうとしたけれど、全くうまくいかない。。。 今日は、某航空会社でスチュワーデスとして働いていたときの同期のOが遊びに来てくれた。仕事で今朝ブリスベンに到着して、明日の朝の便で帰る。彼女は23年も続けている。同期で今も働いているのは彼女を含めて3人だけだそうだ。(1期は20人だった) 利音へのプレゼントと私にはブラジル製のビーチサンダル。なんでも日本ですごく流行っているらしい。白いビーサンで鼻緒のところにブラジルの国旗がついている。 久しぶりに会った彼女は、私を見て、「なんか前にあったときは(2年半くらい前)はつらつとしてたけど、子育て疲れか、老けたね。」といわれてちょっとショック。でも、こういう風にはっきり言ってくれる友達は大切にしなければならない。今日、口紅をぬっていなかったので、顔色が悪く疲れた感じに見えたんだろうな。やっぱり、ちゃんとしてなきゃなあ。 彼女が利音に会ったのは初めてで、「マークさんに似てるね。」といっていた。利音は彼女にキスをしていたので、気に入ったようだったし、ビーマは彼女が動物好きなのがわかるようで、遊んでもらいこれまたうれしそうだった。写真を撮るのを忘れてしまったのが、残念。 この彼女には昔とてもお世話になった。同期のころは寮の部屋が隣同士だった。ある晩、翌日は初めての南回り(東南アジアや中近東を通りながらヨーロッパに行く路線をそう呼んでいた)の16日間のフライトということで緊張してあまり眠れなかった。誰かが私のドアをノックするので、「開いてるよ。どうぞ。」と言った。でも、誰も入ってくる様子がない。それで、ドアを開けたら隣のOが顔を出していた。彼女は北九州の出身。「あんた、今、私のドアたたいたやろ?」と彼女が聞いたので、「いいや、叩かんよ。あんたこそ、私のドアたたいたやろ?」と私。「いや、私やないよ。。。」お互いに顔を見合って、「じゃあ、お休み。」といってドアを閉めて、ベッドに戻った途端、今度はすごい勢いでドアがまた叩かれた。間髪をいれずにドアを開けたらそこにはやっぱり誰もいない。 寮のドアは重く、すぐにはしまらない。 向かいの子がいたずらしたとしても(そんなことをする同期はいなかったけど)、ドアがしまるよりも早く私はドアを開けたつもりだった。この寮はお化けがでるという噂もあったので、私はとても怖くなってしまった。隣のOの戸を叩き、「聞いた?」と聞いたら、「うん、絶対お化けだよ。」とO。「怖いよ~。」と半泣きの私にOが「すみちゃん、私の部屋で一緒に寝よう。」といって、ベッドに入れてくれ2人でシングルベッドに入って朝まで寝た。 また、Oは私が航空会社を辞めた後、東京のホテルで働いていて、そろそろ福岡に帰ろうかなと思っているときに、ちょっとフライトでいない間1階に住んでいるので心配なので、一緒に住んでほしいといわれ、かなり破格の家賃で広いお部屋に住まわせていただいた。なんだかんだと、1年くらいお世話になった。オーストラリアへは彼女の家からきた。彼女は、休みの日には夕食を作ってくれて、「ご飯作ったけど、何時くらいに帰ってこれる?」と職場に電話が入ってきて、私は旦那みたいな生活をさせてもらった。 私は他にも、航空会社を辞めてからホテルで働いていた時期に、同期入社の子の家に1ヶ月くらい、ホテルで働いていた同僚の家に1ヶ月くらい、居候させてもらったことがある。あのころは荷物少なかったなあ。あっちこっちと人の家を渡り歩いた。 やっぱり、私は人にお世話になってばかり。 いつか人のためになることをしたい。
by stakesue
| 2005-12-10 22:37
| 日記
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