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ありがとう。
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母と甥が日本へ帰ってから10日ぐらい経ってしまったのだが、なんだかもう随分前のような気がする。

甥が遊びにくるという話があり、母がそれについてくることになったとき、本当にうれしかった。
母は、リオンが生まれたときにオーストラリアに来てくれたのだが、もう多分来れないだろうと言っていたので、今回来てくれるという話を聞いたとき、それだったら、母が一度でいいから見たいと言っていたオペラハウスを見せてあげたいと思った。
それで、飛行機をシドニー到着、ゴールドコースト出発で予約してもらい、私たちもゴールドコーストからシドニーに飛び、2晩を過ごした。ホテルもオペラハウスへ歩いていけるところを予約して、昼間と夜と見てもらえるといいなと思った。
母はオペラハウスを見てうれしそうだった。少しだけ親孝行できたかなと思う。
来てくれて本当にありがとう。

今回、母を連れてきてくれた甥には本当に感謝している。
甥は21歳で大学4年生。この就職難に就職先も決まっており、海に近い都市開発を専門にしている建築会社に就職するそうだ。将来有望な若者だ。彼は母にいつも付き添い、車のドアの開け閉め、荷物持ち、とても気配りができ、本当に感心した。
どうしたら、こんなにいい子に育つのだろうと思い、いくつか質問をしてみたが、私なりの結論として、10代のころにスポーツに打ち込ませること、親があれこれいいすぎないこと、父親がいう言葉は男の子に影響を与えるということ。
スポーツ、彼の場合はサッカーだが、学んだことは人間関係から色々だったらしい。
兄が教えてくれたことで、印象に残っていることは?と聞いたところ、「女の子には優しくすること。」「勉強することによって、自分の将来の選択を広げることができる。」といわれたことだそうだ。
兄の奥さんは、あれしろ、これしろとうるさくいわない人だろうと思っていたが、甥に聞いたら、そんなにいわれなかったと言っていた。私は、あれしろ、これしろ、ととてもうるさいので、これは私の一番反省するべき点だろうと思う。

いろいろ学ばせてもらったことも多かった。

母はこの甥が大好きなので、母にとって、本当に素晴らしい旅行だったと思う。これも甥のお陰だ。

ありがとう。
by STakesue | 2011-09-10 22:34 | 日記