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アートワークショップ: マーキング
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先週の金曜日、近所のアートギャラリーのワークショップに参加した。
今回は印をつけるというテーマで、バヌアツ出身のアーティストによるワークショップだった。
彼女の作品は、アートギャラリーで展示されており、その作品についての説明を聞いた後、ワークショップに取り組んだ。
今回の展示はPacific Stormというタイトルなのだが、南太平洋の島々のアーティストの作品などが展示されている。
今回のアーティストのクリシュナさんは、砂を使ったアートなどを発表している。
つい最近バヌアツから帰ってきたばかりだそうで、バヌアツに暮らしている人たちは、みなアーティストなのだと言っていた。代々伝えられてきたお話を砂にパターンを書きながら話してくれると言い、ipadに書いてもらったというパターンと実際に同じ人が砂にパターンを書いた写真を見せてくれたりした。バヌアツに住む人たちにとって、土、土地というのは、とても大事なもので、彼らが砂にパターンを書くのは、それだけ土地に対する愛情があるから、それだけに地球の温暖化によって、島の存在がおびやかされているのは、住んでいる人たちにとって重要な問題なのだという話をしていた。
今回の展示の中には他のアーティストも地球温暖化をテーマにした作品も多い。
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さて、ワークショップは、身近にある素材を選び、クレヨンでこすってその素材のパターンを紙に写すという作業。松ぼっくり、さんご礁、貝、やしの葉、いろんなものをこすって、いろんな紙に写してみた。いろんな色を使用しているひともいたが、私は黒を使用した。

紙にのりをつけ、一番上の写真で台紙としてつかっている繊維質の素材を紙の上に置き、砂をかけてパターンを作るという方法を次に見せてくれ、私たちもやってみた。
何枚か試しているうちに、虫眼鏡でみた感じを表したら面白いかもと思い、近くにあったグラスで紙に丸を描き、その丸の枠内に砂を使ったマークは赤で、クレヨンでこするマークは黒にしてみた。
それぞれを並べてみるとなんだか禅っぽい雰囲気がするなと思った。(一番上の写真) やっぱり日本人。
砂のマークにつかった素材も日本っぽい感じがしたので、台紙として使ってみた。
これは他の参加者やアーティストの人にも素敵ねと褒められた。

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最後は、透明のビニールの上に、PVAのりでパターンを書き、その上に砂をかけて、のりの上に砂がくっつくようにして、乾いたところで、ビニールからはがし、独自のパターンを作るという方法。
これは、クリスマスの時期になったら、雪の結晶とかをこの方法で作るといいかもしれないと思う。

地球の温暖化の話や、自然の素材を使用したワークショップで私が感じたメッセージで、自然と人間のあるべき関係として、「和」と書いた。
アーティストの人に、何と書いたの?と聞かれたので、「ハーモニー」という意味だと伝えると、「あなた、アーティストなの?」と聞かれたので、いや、アーティストではないです。グラフィックやウエッブのデザインの仕事をしていますと答えた。

参加者の仕上がった作品は同じものを題材にしたとは思えないくらい、参加者それぞれで面白かった。殆どのひとのは私のよりももっと色を沢山使っている人のほうが多かった。貝をテーマに、緑や紫や青などで写し取っている人、砂も赤、黄色、緑などあったのだけれど、全色使って鮮やかな作品を作っている人などいろいろだった。

参加者の一人の人が、日本に何度かいったことがある人で、日本のマンホールのことが話題になった。
クレヨンでこする写し絵にぴったりじゃない?と私に話しかけてくれた。
今度、日本に行ったら、いろんなマンホールをクレヨンでこすって写してみたい。

こういうワークショップは、ありがたい。私はアートを専門に勉強していない。アートの勉強をしたいと思っているが、年齢やかかる費用のことを考えると二の足を踏んでいる。
なのでアーティストにアイディアを教えてもらいながら、いろんなアートを試してみることが無料でできるという環境を本当にありがたいと思う。

来週から6ヶ月の契約で、週に3日働きに出かけるので、働いている日に、ワークショップに参加することができなくなるし、デッサンのクラスに行けなくなる。だが、働いていない日に行われるワークショップには引き続き参加して行きたいと思う。
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by stakesue | 2011-05-26 23:48 | 利音と私のアート&クラフト